ミュージカルオーディションの流れは、当日までに課題曲が発表され審査員の前でミュージカルを披露することが一般的です。
課題曲をもとにどれだけ練習しているかを問われたり、音楽無しでミュージカルを披露してもらったりというような応用をも求められる場合もあります。
このため暗譜（音楽の楽譜を覚えること）をしておく必要があることは、覚えておくと良いでしょう。
まず会場前で受付をして、番号札を渡されます。
20人程度が一気に会場入りし、順番ごとに課題曲を歌っていきます。
リハーサルは一切無いのでぶっつけ本番です。
伴奏は多くがピアノで行われますが、リズムが練習していた時よりも早かったり遅かったりすることもしばしばあります。
どのような状況下でも自分を表現する必要があるため、さまざまなシチュエーションを想定して練習しておくと良いでしょう。
審査員にどう自分を印象付けるかが重要なので、しっかりを前を向いて堂々と歌うと良い印象をあたえます。
ミュージカル出演オーディションは、一般的に書類選考を通過した人が実際に会場で実技審査を行う流れとなります。
オーディションでの審査ポイントは、審査員によって着目する部分が異なるものの、短い時間の中でいかに審査員に自己PRで印象付けることが出来るかが1番のポイントだとされます。
少しでもインパクトを与えようと突拍子もない言動をする人もいますが、これはかえって悪い印象を与える可能性があるので注意が必要です。
ミュージカルをはじめとした多くの舞台は、出演者だけではなくスタッフ一人一人と作り上げていく協調性が求められるため、集団と一緒に作品を作り上げていくことができる協調性を持ち、さらに他の人にはない実力と光る個性を持つ人が求められるため、自己PRをする際には独りよがりにならず審査員一人一人の目を見つめて自分の魅力を伝えるかも審査ポイントになります。
実技審査を行う場合には、作品に必要な実力を短い時間内でしっかり発揮出来るメンタル面の強さも求められます。